老後資金の正解は、平均値ではなくあなたの数字にしかありません。2,000万円という数字は、2019年時点の平均的な無職夫婦世帯の家計収支を前提にした試算です。その後の物価上昇と長寿化を織り込むと、必要額はさらに大きくなるという試算が増えています。シンクタンクによっては数千万円台後半という推計もあります。
老後資金は「(生活費 − 年金等の収入) × 年数」で決まります。生活費が月5万円違えば、30年で1,800万円の差。持ち家か賃貸か、都市か地方か、何歳まで働くかでも大きく動きます。だからこそ、他人の平均で安心も不安もする必要はありません。
不安の正体は金額の大きさではなく、自分の数字を知らないことにあります。
第一に、ねんきん定期便で公的年金の見込み額を確認する。第二に、老後の生活費を現在の支出から見積もる(現役時代の7割程度が一つの目安です)。第三に、差額に年数を掛け、退職金や企業年金を差し引く。ここまでで、あなたの不足額の輪郭が出ます。あとは残りの現役年数で、毎月いくら積み立てれば届くかを逆算するだけです。
重要なのは、この計算を一度やれば終わりではなく、年に一度は前提を見直すことです。収入・家族・制度は変わり続けます。
マネーテラスのライフプラン簡易シミュレーションは、現在の資産と積立ペースから寿命までの資産推移を自動で試算します。「足りるのか」を今日、数字で確認してみてください。
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